アクセス可能時間で管理できる内容
アクセス可能時間では、ゲストがセルフチェックインを利用できる時間、およびチェックアウトが必要な時間を設定できます。
Delta PMSでは、以下の3つのレベルでアクセス可能時間を設定できます。
会社設定
物件単位の設定
部屋単位の設定
これにより、すべての部屋を個別に設定することなく、物件の運用状況に合わせて柔軟に管理できます。
3つの設定レベルと適用される優先順位
各部屋には、最終的に適用される1つのアクセス可能時間設定があります。
設定の優先順位は以下の通りです。
1. 部屋単位のカスタムアクセス可能時間
最も優先されます。
設定されている場合、その部屋専用のアクセス可能時間が適用されます。
2. 物件単位のカスタムアクセス可能時間
部屋単位の設定がない場合、その物件に設定されたアクセス可能時間が適用されます。
3. 会社設定
部屋単位・物件単位の設定がない場合、会社全体のデフォルト設定が適用されます。
つまり:
部屋に個別設定がある場合 → 部屋の設定を使用
部屋設定がない場合 → 物件の設定を使用
物件設定もない場合 → 会社設定を使用
物件単位でアクセス可能時間を設定する
物件単位のアクセス可能時間は、その物件内のすべての部屋に適用されます。
ただし、すでに部屋単位で独自設定されている部屋には影響しません。
1. 物件のセルフチェックイン設定ページを開く
対象の物件のセルフチェックイン設定ページを開きます。
画面上部にある「物件のアクセス可能時間」には、現在適用されている時間が表示されます。
初期状態では会社設定が適用されており、
「現在、会社の設定を使用しています。」
と表示されます。
2. 「カスタム時間を設定」をクリック
「カスタム時間を設定」をクリックすると、チェックイン時間とチェックアウト時間を編集できます。
各項目をクリックして希望する時間を選択し、「保存」をクリックします。
3. 変更内容を確認する
確認ダイアログが表示されます。
この変更により:
この物件では会社設定ではなく、物件独自のアクセス可能時間が適用されます。
部屋単位で独自設定されていない部屋には、新しい物件設定が適用されます。
内容を確認し、変更を確定します。
4. 物件独自のアクセス可能時間設定が完了
保存が完了すると「変更を保存しました」と表示されます。
アクセス可能時間には設定した時間が表示され、「デフォルトに戻す」ボタンが表示されます。
会社設定へ戻す場合
いつでも「デフォルトに戻す」をクリックすると、会社全体の設定に戻すことができます。
ただし、部屋単位で独自のアクセス可能時間を設定している部屋には影響しません。
それらの部屋は、設定済みのカスタムアクセス可能時間を引き続き使用します。
部屋単位でアクセス可能時間を設定する
部屋単位のアクセス可能時間は、物件設定および会社設定より優先され、その部屋のみに適用されます。
1. 部屋一覧で「カスタムアクセス時間」を確認
部屋一覧には「カスタムアクセス時間」列があります。
設定されていない部屋:
「+この部屋に設定」が表示されます。設定済みの部屋:
設定された時間と「デフォルトに戻す」ボタンが表示されます。
2. 「+この部屋に設定」をクリック
対象部屋のチェックイン時間・チェックアウト時間を設定します。
設定した時間は、その部屋のみに適用されることを確認し、「確認」をクリックします。
3. 部屋単位の設定が完了
部屋一覧が更新され、設定したチェックイン・チェックアウト時間と「デフォルトに戻す」ボタンが表示されます。
物件設定(または会社設定)へ戻す場合
部屋一覧の「デフォルトに戻す」をクリックします。
確認画面では、その部屋が以下の設定へ戻ることが説明されます。
物件にカスタムアクセス可能時間が設定されている場合 → 物件設定を使用
物件設定がない場合 → 会社設定を使用
利用例
例1:VIPゲスト向けに特定の部屋のみ早期チェックインを設定する
通常設定
チェックイン:15:00
チェックアウト:11:00
VIPゲストが部屋508を予約し、通常より早い12:00のチェックインを希望しています。
物件全体の設定は変更せず、この部屋だけ変更したい場合:
設定方法
部屋一覧で部屋508を探します。
「カスタムアクセス時間」の「+この部屋に設定」をクリックします。
チェックイン時間を15:00から12:00へ変更します。
チェックアウト時間は11:00のままにします。
「確認」をクリックします。
結果
部屋508のみ、12:00からセルフチェックイン可能になります。
その他の部屋は、引き続き物件設定または会社設定を使用します。
例2:長期滞在ゲスト向けに特定の部屋のみレイトチェックアウトを設定する
通常設定
チェックイン:14:00
チェックアウト:11:00
部屋302の長期滞在ゲストが、退室日に14:00まで滞在したい場合。
すべてのゲストではなく、この部屋だけレイトチェックアウトを設定します。
設定方法
部屋一覧で部屋302を見つけます。
「+この部屋に設定」をクリックします。
チェックイン時間は14:00のままにします。
チェックアウト時間を11:00から14:00へ変更します。
「確認」をクリックします。
結果
部屋302のみ、14:00までセルフチェックアウト可能になります。
その他の部屋は11:00のチェックアウト設定が適用されます。
例3:イベント期間中、特定物件のみ早期チェックインを設定する
通常設定
会社全体のアクセス可能時間:
チェックイン:15:00
チェックアウト:11:00
複数の物件を管理しており、そのうち1物件が大規模イベント会場の近くにあります。
イベント期間中、その物件のみ早期チェックインに対応したい場合。
設定方法
対象物件のセルフチェックイン詳細ページを開きます。
「物件のアクセス可能時間」で「カスタム時間を設定」をクリックします。
チェックイン時間を15:00から12:00へ変更します。
チェックアウト時間は11:00のままにします。
「保存」をクリックし、確認画面で変更を確定します。
設定後
その物件内の対象部屋は、12:00チェックイン/11:00チェックアウトになります。
すでに部屋単位で独自設定している部屋には、その部屋設定が引き続き適用されます。
その他の物件は、会社全体のアクセス可能時間を使用します。
ゲストが設定されたアクセス可能時間外にセルフチェックインをしようとした場合、チェックインを完了することはできません。
